メルカリで値下げ交渉されたら?断り方と応じる目安
FREE + MEMBERS
この記事の続き(会員向け)で読めること
- 下限を決めるための計算表
- 値下げ幅と対応の判断の目安表
- そのまま使える返信の定型文
- ケース別:こんなときはどうする?
- よくある質問
- まとめ
「これ、安くなりますか?」。出品した商品に、突然こんなコメントが付いて、どう返せばよいか固まってしまった。そんな経験はないでしょうか。
先に結論です。値下げ交渉に応じる義務はありません。そのうえで、あらかじめ「これ以上は下げない」という下限の金額を決めておくと、応じるか断るかで迷わなくなります。断る場合も、感謝を伝えてはっきり返せば、印象を悪くせずに済みます。
運営者はメルカリで約400件を販売してきました。運営者自身の経験は「運営者の場合は」と書き分け、ルールや機能の話は、メルカリ公式ヘルプなどで確認できたものだけを書いています。売れるかどうかや交渉の結果は、商品や相手によって変わります。
結論:値下げ交渉は「応じる義務なし」。下限を決めておけば迷わない
メルカリの公式ヘルプには、出品中の商品に値下げ交渉のコメントが付くことがあり、応じるかどうかは出品者が判断する、と書かれています。希望の価格に変更するのが難しければ、断ってかまいません。
迷う一番の理由は、「いくらまでなら下げてよいのか」が自分の中で決まっていないことです。先に下限を決めておけば、コメントが来た瞬間に答えが出ます。
値下げ交渉には2つの形がある(コメントと値下げ依頼)
メルカリの値下げ交渉は、主に次の2つです。
- コメントでの交渉:商品ページのコメント欄で、「〇〇円になりませんか」と聞かれます。やり取りは、ほかの人にも見えます。
- 値下げ依頼機能:購入希望者が、商品詳細画面の「値下げ依頼」ボタンから希望金額を送ります。コメントを使わずに伝えられます。
値下げ依頼の仕様は、公式ヘルプでは次のように案内されています。
- 依頼があると、出品者に「お知らせ」で通知される。
- 通知から依頼一覧を開き、「売る」か「売らない」を選ぶ。「売る」を選ぶと価格変更の画面が開く。「売らない」を選ぶと、その依頼は一覧から削除される。
- 承諾すると購入者に通知されるが、購入を約束するものではない。
- 承諾から24時間以内に購入されないと、購入者側の「やることリスト」から消える。
- 承諾後も取り置きにはならず、ほかの人が先に買うこともできる。
- 300円以下の商品、メルカリShops、SOLD OUT、オークション形式の商品には、依頼ボタンが出ない。
なお、依頼を「売らない」にしたとき購入者にどう伝わるかは、公式ヘルプでは確認できませんでした。
値下げ交渉への対応・6つの手順
手順1:先に「下限」を決める
下限は、販売手数料と送料を引いたあとの手取りで考えます。販売手数料は、公式ヘルプでは販売価格の10%と案内されています。たとえば3,000円の商品を2,700円にすると、値下げは300円ですが、手数料も下がるので、手取りの減りは約270円です。この計算を先にしておくと、慌てません。
運営者の場合は、「絶対に売りたい価格」を決めておき、そこまでなら値下げに応じています。
手順2:コメントを放置しない
返信しないまま置いておくと、ほかの購入希望者が、交渉中だと思って遠慮するおそれがあります。メルカリ公式の取引マナーでも、返信があったら放置せず対応するよう案内されています。早めに、短くてもよいので返しましょう。
手順3:応じる・断る・代案を決める
次の順で考えると決めやすくなります。
- 下限より上の金額なら、応じてもよい。
- 下限より下の金額なら、断る。または、下限に近い金額を代案として出す。
- 出品したばかり、または値下げしたばかりなら、その旨を伝えて断る。
手順4:応じるなら、金額をはっきり書いて価格を変更する
「検討します」のようなあいまいな返事は避けます。「〇〇円でしたら大丈夫です」と具体的な金額を示し、商品の価格を変更します。
注意したいのは、メルカリには「取り置き」や「専用出品」の機能がないことです。公式ヘルプでは、先に購入手続きをした人と取引を進めるよう案内されています。値下げしたあと、交渉した相手より先に別の人が買うことも起こりえます。
手順5:断るなら、感謝・はっきり・理由の順で書く
メルカリ公式の解説でも、まず興味を持ってくれたことへの感謝を伝え、値下げできないことを丁寧に、はっきり伝えるのがよいとされています。理由として、送料や手数料を引くと余裕がないこと、出品直後であることなどを添えると、相手も受け止めやすくなります。
手順6:しつこい・失礼な相手は、ブロックや通報も使う
何度も同じ交渉が来るときは、最後の返信だと伝えたうえで、ブロックできます。ブロックすると、相手はあなたの商品の購入、コメント、いいね、フォローができなくなります。相手には通知されません。取引中の相手をブロックしても、進行中の取引は続きます。
暴言や嫌がらせのコメントは、コメント右下の旗マークから事務局に報告できます。ただし、報告しても削除や制限になるとは限らないと、公式ヘルプにあります。
値下げ交渉でやりがちな失敗
- 下限を決めずに答えて、手取りが想定より減る:手数料と送料を引いてから考えましょう。
- 「専用にしますね」と約束する:メルカリに専用出品の機能はなく、約束した相手以外が先に買うこともあります。公式ヘルプでは、特定の人との約束があっても、購入された人と取引を進めるよう案内されています。
- 売れたあとに価格を変えようとする:取引が始まると、価格は変更できません。
- 感情的に返す:文字だけのやり取りは誤解されやすいので、一度落ち着いてから返します。
- 「ノークレーム・ノーリターン」を条件に値下げする:メルカリでは、返品に応じない旨の記載は禁止されています。
ここから先の会員向けパートでは、下限の計算表、値下げ幅の目安表、そのまま使える返信の定型文、ケース別の対応をまとめています。
ここから先は、会員向けの続きです
この続きでは、次の内容をまとめています(登録済みの方は、ログインするとそのまま読めます)。
- 下限を決めるための計算表
- 値下げ幅と対応の判断の目安表
- そのまま使える返信の定型文
- ケース別:こんなときはどうする?
- よくある質問
- まとめ
出典・参考
- メルカリ ヘルプ「値下げ依頼について」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1403/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「商品の販売価格変更・交渉」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/104/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「メルカリの手数料」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/65/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「取引マナー」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/262/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「ブロック機能とは」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/242/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「禁止されている出品物・行為を通報する」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/831/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ ヘルプ「商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(禁止されている行為)」:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/904/(確認日 2026-10-19)
- メルカリ公式ニュース「メルカリの『値下げ依頼』機能とは?」:https://jp-news.mercari.com/contents/25975(確認日 2026-10-19)
- メルカリ公式ニュース「メルカリでの上手な値下げ交渉の断り方」:https://jp-news.mercari.com/contents/1356(確認日 2026-10-19)
- メルカリ公式ニュース「コメント返信のやり方は?例文や返信がこない時の対処法まで解説」:https://jp-news.mercari.com/contents/9432(確認日 2026-10-19)
- メルカリ公式ニュース「メルカリでなかなか売れないのはなぜ?!その原因と解決策を紹介」:https://jp-news.mercari.com/contents/1379(確認日 2026-10-19)
- All About ニュース「メルカリの『値下げ交渉』を断りたい! コメントは何て書くのが正解?」:https://news.allabout.co.jp/articles/o/61793/(確認日 2026-10-19)
- マネーフォワード ME「フリマアプリの値下げ交渉のマナー」:https://media.moneyforward.com/articles/5804(確認日 2026-10-19)
- Appllio「メルカリの値下げ交渉」:https://appllio.com/mercari-negotiation-lower-price(確認日 2026-10-19)
あわせて読みたい
※ 内容は2026年10月時点の公開情報にもとづく一般的な情報です。収益や成果を約束するものではありません。制度や料金は変わることがあるため、最新は各公式ページでご確認ください。